残暑お見舞い申し上げます。
8月も半分を過ぎた訳ですが、まだまだ暑い日々が続いております。
今月は、オリンピック、お盆、と続き、非常に静かな日々が続いており、やる気も底を尽きかけておりましたが、「いや、こんなんじゃいかん!」って事で、久々にブログでも更新しよう!と思った次第です。
ただ、ネタも無いので、久しぶりに「Bar OZ.のスタンダードカクテル」でも書こっかな♪つー感じでアップします。
で、今回は『モヒート』
ここ3~4年くらいですかねえ、急激にメジャーになった感のある『モヒート』。
今年なんかは、バカルディ・ジャパンから缶詰モヒートやら瓶詰のモヒートの素みたいなのも発売されていて、もう完全に夏の定番カクテルとなりました。
ウチでもやはり夏はオーダーが多いです。
さて、モヒートのレシピですが、NBAのオフィシャル・カクテルブックでは、
・ゴールドラム 45ml ・ライムジュース 1/2個分 ・砂糖 1tsp ・ミントの葉 4枚
となっております。
でも、最近はソーダを入れるレシピが主流のような気がします。
動画何かを観ても、キューバとかではソーダを入れてる様に見受けられます。
で、当店はといえば、
・ラム(ハバナクラブ3年) 45ml ・ライムジュース 15ml ・きび糖 1tsp ・果糖 1tsp ・ミント
枝つきでたっぷり ・ソーダ 75ml
となっております。
まずラムですが、やはりキューバのカクテルですからここはキューバ産のラム、そしてホワイトラムでは少々コクが欠けるように思うので、3年ものを。
砂糖は、ラムと相性のよいであろうきび糖と、もうちょい甘みを強めたくて果糖を1tspずつ。
そして肝心のミントですが、僕は枝つきのままパックの2/3ほどをたっぷり使います。
個人的な意見ですが、ミントはつぶし過ぎると苦みや青臭さが出る気がしますが、少量を軽く押しても爽快な風味が出ないように思います。
なので、たっぷり使って、つぶしすぎない程度にしっかりつぶします。
ソーダは、ライムと砂糖とミントと共に、まず30mlを入れ、ミントをつぶし、その後にラムと残りのソーダを入れてクラッシュドアイスを満たします。
当店は自家製のミントではなく購入しているミントを使用しているので、モヒートは年中提供してますが、夏場は刺激の強いペパーミントを使い、寒い時期はペパーミントがあまりよくないのでスペアミントをたっぷり使って程々の甘やかな刺激にするようにしています。
モヒートって、意外とお店によって作り方が違う様々なバリエーションを持ったカクテルなんです。
どれが正しいとかはないし、嗜好品ですから、美味しい美味しくないはお客様が好みで決めていただければいいと思いますが、当店のモヒート、ちょっと自信アリ!です。
お口に合わなかったらすみませんが、この暑い夏の間にぜひ1度お試しくださいませm(__)m