スタンダードカクテル

バーによく行く方には説明不要でしょうが、日本語に訳せば、
『標準となるカクテル』或いは『一般的なカクテル』
ってとこかな?
乱暴に言っちゃえば、
『カクテルブックには大抵載ってて、どこのバーでも通じるカクテル』
って感じでしょうか。
まあ、スタンダードって言っても、ほんと、山ほどあるので、そりゃあカクテルブック見なきゃレシピ憶えてねーよ・・・、ってなものもありますが。
(ほんとはそんなんじゃいけないんですけど)
で、このスタンダードカクテルなんですが、最近はあんまり飲まれていないような気がしまして。
そりゃね、マティーニとかジントニックとかギムレットとかソルティドッグとか・・・
そういった超々メジャーなやつは別として。
準メジャーなのが、お客様からのオーダーで作ることが、だいぶ前から減ってる気がします。
こちらからお勧めしていない、と言われれば、それも一理あるとは思うんですが、
超々メジャーなものも、強めなショートカクテルだと敬遠される傾向にある気がするんです。
最近は、特に若い男性に多いんですが、
フルーツ系のリキュールなんかをフレッシュジュースで割りました!
みたいな、軽めのカクテルがやはり人気みたいです。
後は、ウチみたいに、フレッシュフルーツのカクテルがあると、そういったものとか。
たしかに、スプモーニとかファジーネーブルとかシーブリーズとかは、美味しいけど、ニューウェーブカクテルって感じがします。
そういうのが良くないって訳じゃなくてね。
古いスタンダードって、使ってる材料は同じようなものが多いし、味も今時のみたく華やかでフルーティじゃないけど、じっくり味わうと実に美味しいんです。
まあ、そう感じるには、ちょっとばかり、色々なお酒を飲んでかないと、わかりにくいかもしれませんが・・・。
でも、古臭いとか、強そうだからとかで敬遠してほしくないんですよねえ。
ほんとに美味しいんですから。
という訳で、これから、気が向く範囲で、当店で独自のレシピで出しているものを始めとして、色々なスタンダードカクテルをご紹介していければ、と思ってます。
期待せずにお待ちください。

お通しに関する考察

飲み屋さんに行くと、ほぼ必ず出てくる不思議なシステム、お通し。
バーでは出さないところもありますが。
海外では、席に着いたら必ず、頼んでもいないつまみが出てきて、なおかつ料金も取られるというこのシステムは皆無でしょうね。
いや、別に、お通しの是非を問おう!って訳じゃないんです。
当店も、お通し出してチャージ戴いてるし。
是非に関しては、いずれ語るとして、今回は、お通しに関するあれやこれやです。
ぶっちゃけ、お通しって結構大変なんですよ。
ウチのお通しはこれ!って決めて同じもの出すんならいいけど、
当店なんか、フードがあまりないので、とりあえずお通しつまんで何か食べたいもの選んで、って訳にいかないし・・・
しかも、バーって、フードがあんまし出ないから(ウチだけかな?)
やっぱ、最初に出てくるお通しで飲む方が多いんですよねえ。
そうすると、毎日変えるのは必然ですよね。
でもね、毎日お通し考えるのって結構面倒事なんですよ、これが。
仕事だからそんな事言ってらんないけど、
昨日は魚だったから、今日は肉か野菜か・・・。
やっぱ、洋酒には和食は合わないかな・・・、とか。
ほんとは、飲むお酒とか、来店した時間とかを考慮して何種類も用意しておけばいいんだろうけど、そうもできないし・・・。
レパートリーも少ないしetc・・・。(グチになってますね)
頼みもしないのに出るものだからこそ、余計に色々考えちゃうんですよねえ。
でも、それを楽しみに来店してくださる方が一人でもいると作ってる甲斐があるし、もっと美味しいもの作れるようになろっ!って頑張れます。
さてと、今日も買い物であれこれ悩むとしますか。(主婦みたいだ・・・)

教えるのって難しい・・・。

台風接近中のせいか、店が閑散としてます。
(もっとも、先週からずっと閑散としてるんですけどね・・・)
こんな日には、僕は仕込とかがあればやってたり、何もなければ本を読んでたりとかしてるんですが、
では、従業員M子さんはというと・・・、
まあ、仕込みしたり、ボトル磨いたりと色々あるんですが、
シェイクやステアなどの練習といったこともしてるんですね。
で、僕もそれを、ずっとではないけどポイントポイントみて教えたりしてるんです。
でもねえ・・・、教えるのってほんっと難しい。
当店が開店して7ヵ月。
M子さんは、飲食店でのサービスは経験あるんだけど、バーテンダーの経験はなかったので、ほぼ一からのスタートでした。
そこから7ヵ月たった今の状態が、遅いのか早いのかはわからないけど、
まあ、中途半端に作らせ始めても、ちゃんと覚えたいっていう本人のためにもよくないと思って、じっくりと教えてるんですが。
ちょびっと硬くなりますが、技術とか、僕らが自分でアレンジしてるカクテルなんかの仕事って、きちんと口で説明できなければ、それは正しい技術や仕事ではないって僕は常々思ってるんですね。
でも、実際、一から教えるとなると、なかなか伝わらないですねえ。
たぶん、僕の説明が不十分なんだろうけど。
僕ってばすぐ怒るし。
でもね、M子さん、僕が言うのもなんだけど、頑張ってますよ。
僕がなかなかOK出さないから、まだあんまし作らせてませんけど。
たまーに、「おっ、結構いーじゃん!」ってときもあるんだなー。
(↑本人には言いませんが)
さて、これからもう少しピッチを速めてM子さんを育ててゆきたいと思ってますので、皆さん!乞うご期待!!
(ま、本人のストレスになっちゃまずいから、ゆっくりやってきますけど)

焼酎のブーム定着

タイトルを見て「何を今さら・・・」と思う方もいるでしょうが、
これ、9月1日付けの静岡新聞の朝刊に載ってた記事なのです。
記事の内容は省きますが(読むことの出来る方は読んでみてください)、その中に、焼酎を飲む理由(キリンビール調べ。複数回答)というのがあって、ちょいとその理由を抜粋すると、
・季節に関係なく飲める
・好きな時に好きな量だけ
・価格が安い
・肩ひじ張らずに飲める
・飲み飽きない
・(原料の)バリエーションが楽しめる
・味そのものが好き
・時間をかけて飲める                 
などなど。
でもさ、これって中には「焼酎じゃなくてもいいんじゃない?」ってのがあるような気が・・・。
別にね、焼酎批判とかじゃ全然ないんです。
僕だって焼酎飲むし。
蕎麦屋で飲む蕎麦焼酎の蕎麦湯割り、珍味なめながらのロック、肌寒くなった頃のお湯割り、とかね。
ただね、最近はパブなんかのボトルキープも焼酎ばっかって聞くと、
「ウイスキー飲みはどこ行っちゃったんだろ???」
って思いません?
うちみたいなバーに来る方たちは、ウイスキー好きやカクテル好きが当然多いし、そういう人がいなくなっちゃった訳じゃないんだけど。
でも、わりと多数の人たちは、特に家飲みだとやはり焼酎みたい。
たぶんそれって、アルコール度数と飲み方なのかな?って思うんです。
やっぱり日本人って(自分もだけど)アルコールあんまり強くないし、
家飲みだと特に食事と一緒っていうか、ずっと食べながら飲むと思うんです。
だから、かつては日本酒だったのが、今は焼酎なのかな?と。
でも、ウイスキーだっていろんな飲み方ありますよ。
そりゃ、1杯ウン千円するものは、やっぱストレートやちょっと加水とかがベストだけれども。
でも、安い(この言い方はちょっと語弊があるけど)スタンダードウイスキーなんかは、水割りやソーダ割りでも十分楽しめますよね。
ウイスキーと割るものを1:2くらいにすれば、度数もワインくらいになって、食中にも全然OKだし。
ソーダ割りなんかは、暑い時期にはスッキリ爽快!
要は、一つに絞らず、TPO(最近あんまし言わないなぁ・・・)に応じて色々なお酒をチョイスした方が楽しいんじゃないかなって。
で、ウイスキーやらカクテルやらいろんなお酒が好きになった人たちが、バーに通うようになって、そんなお客さんで店が一杯になればなぁ・・・。←これが本音かも。
*くれぐれも、焼酎批判ではないという事をご理解ください。

衣替え

久し振りのブログなのに唐突ですが、当店、明日9月1日より衣替えです。
何の事やら意味不明??という方もいると思うので、ちょっと説明します。
ウチの店のユニフォームは、本来は、白ワイシャツにネクタイとベストなんです。
一応、バーらしい格好でやってました。
ところが、季節が夏に近づくにつれ、カウンター内と調理場(←特にこっちが)暑くてたまらなくなってきて・・・。
元々、カウンター内や調理場って、冷蔵庫からの放熱とかで暑いんだけど、「これはちょっと、夏場は耐えられんなぁ・・。」と従業員のM子さんと話し合った結果・・・、
「クールビズ!!」という事になり、早速ユ○クロに行って、白と黒のボタンダウンのシャツを購入し、7,8月はノーネクタイのクールビズでの営業となったわけです。
いやぁ、クールビズってホントに快適!
当店、7月末から2週間ほどエアコンが不調で、お客様にも多大なご迷惑をお掛けしたんですが、その時、もしクールビズじゃなかったら・・・と思うと。きっと暑さで仕事放棄ですよ。
なのになのに、まだまだ暑さも当分続くだろうに・・・、
当店の従業員M子さんが、「9月から衣替えしますっ!」と頑なに言うので、明日からまたビシッっと、正統派バーテンダースタイルのユニフォームに戻します。
という訳で、まだまだ暑い中、汗をかきかき仕事にいそしみますので、皆さん、ねぎらいの言葉でもかけにきてくださいませ。